unerryと楽天インサイトは、大阪・関西万博の会場に来訪ログがある国内在住者を対象に調査し、開催期間中の会場内と周辺地域での推定消費総額が約1兆4,600億円(チケット代除く)に上るとまとめました。一般入場者2,557万8,986人、関係者343万8,938人の公表値を用い、国内在住者に絞って推計しています。
調査は全国15~79歳の1,444人に対し、2025年10月7~9日に実施。スマホの位置情報(個人特定できない形で統計処理)を活用し、居住地推定と周遊先を掛け合わせて消費を分析しました。居住地域別の推定消費は近畿圏以外が約9,888億円で全体の約68%を占め、大阪府約2,577億円、近畿圏(大阪府以外)約2,162億円が続きました。
1人当たり平均消費は「近畿圏以外×万博+大阪+京都」が97,946円で最大。会場内消費は居住地や訪問パターンを問わず8,000~1.2万円台に収まりました。今後は、広域からの来場者に周遊先を組み合わせる設計が地域消費の拡大につながる可能性があります。
source: PR TIMES
